2012年4月14日土曜日

Tech Lion vol.6 まつもゆきひろ氏、他

たまにはこの世界の有名人に会ってみたいぞという至極ミーハーな動機で、USP研究所主催のトークイベント「Tech LION vol.6」に参加してきた。今回のメインゲストはRubyのパパこと、まつもとゆきひろ氏。先日、氏が2011年のFree Software Awardを受賞したというニュースを見ていた事もあって、ひょっとしてRubyistの祭典のようなイベントになる!?と若干躊躇したものの、行ってみたら得るものの多い、まあ素敵なイベントでございました。



イベントの詳しい様子は、togetter二忍さんのブログが良いかと。


以下、個人的な覚え書き。


まつもとゆきひろ氏(Rubyのパパ)
 テーマにも挙げた「10年後も勝負できるプログラマー」であるには、数学、コンピュータサイエンスに基づいた考え方(新しいトレンドを取り込む柔軟な姿勢も含め)、コミュケーション力、継続した行動力と名声w(肩書きではなく、個人としての他人の評価)が大事ではないか。
 普通の人が自分できる事を長く続け、他人から評価されることで普通じゃない人になる事ができるのではないか。


後藤大地氏(FreeBSDコミッタ
 とにかく英語、英語、英語。欧米のBSDCanで語学力の無さを痛感し、あの手この手で勉強した。(ハリーポッターの原著読みが大失敗だったので、日本漫画の英語版で勉強したとか、カシオの電子辞書に頼ったら変な訛になったとかw) ←海外で七転八倒しながらも、へこたれない姿勢に感動した。


角俊和氏(CloudCoreの中の人
 「自分たちが使いたいものを作る」とした事がうまく作用し、実質5ヶ月でVPSを作り上げる事ができた。「何を作るか」より「誰が使うか」を考えることが大切。VPSのユーザーは、一番身近な"自分たち"だったので、うまく運んだのではないかと思う。


閑歳孝子氏(iPhoneアプリ「Zaim」作った人)
 プログラマーでは無かったが、29歳になって今までのくすぶりがバネとなり、自分で開発するようになった。「影響の深さ」と「影響する人々」が大きいほど良いサービスと定義し、少なくとも自分自身や身近な人(母など)が使えるようなものを作るよう心がけている。(iPhoneアプリ首位の「Zaim」にも繋がっている)





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