2012年7月26日木曜日

小ネタ:Mac OS X 10.8(Mountain Lion)でWiresharkを起動する手順

昨晩、OS Xの新バージョン10.8こと Mountain Lionがリリースされたので、手持ちの2011年モデルのMac Book Airに早速インストールしてみました。リリース直後とあって決済とダウンロードに手間取ったものの、ダウンロード後のインストール処理は30分程度で難無く終了。App Storeからインストールしたアプリは何の問題もなく起動し一安心したのですが、パケットキャプチャツールの定番Wiresharkを起動したところ、以下のメッセージが表示されました。
Mac歴の浅い私はこんなことでもヒヤリとします。そういえば、Lion時代もWiresharkを起動するとX11も一緒に立ち上がってたな....こいつがないと起動しないのか...という事で、以下、ほとんど指示されるがままにX11をインストールした際のキャプチャを、誰の役に立つか分かりませんが載せておきます。

上記メッセージの「続ける」をクリックすると、Appleのサポートサイト(US)に接続します。(http://support.apple.com/kb/HT5293)
ページ上位にある、「XQuartz project」へのURLをクリック。

XQuartz projectトップページにある、インストールファイルのリンクをクリック。


ダウンロードが終わったら、dmzファイルを実行しインストールウィザードに従いXQuartzをインストール。


 インストールが完了すると、以下のメッセージが表示されます。
再ログインしなさいな、という事のようですが、私はうっかりOS再起動をしました。
(再ログインでもOSリブートでも特に問題ないと思われます。)

再起動(再ログイン)後、Wiresharkを起動してみると、、「Where is X11?」と表示され、X11の場所を教えなさいなと表示されました。XQuartzのデフォルトのインストール先は「アプリケーション > ユーティリティ」内にありますので、それを指定したところ、無事に起動しました。




めでたしめでたし.....。
改めて見返してみても、特になんて事のないものでしたが、、せっかく画面キャプチャ取ってしまったので、、、

ちなみに、10.8からOSのアプリケーションに対するセキュリティが強化され、最も厳しいものは「AppStore経由以外のアプリは起動しない」なんて設定もありますが、X11上で起動するWiresharkは制限の対象外のようです。X11とOSとの関係を良く知らないのですが、X11上で動作するアプリは一律そうなのかも。