2012年4月30日月曜日

4月もおしまい

今月の後半は、殆ど二日に一回のペースで勉強会に参加した。普段の業務と距離のある分、かえって多くの刺激を受けた気がする。そして、逆に興味の赴くままに視野を広げすぎるのも、収集が付かなくなって消化不良に陥るなという事も身を以て実感した。(そんな状況でも、OSSDB Silverを無事に取れたので結果オーライだと思ってる...)


参加した勉強会
4/18(水) CloudStackユーザ会(CloudStack勉強会) - 第7回
4/20(金) Oracle Solaris ナイト・セミナー#2
4/24(火) Twitter API勉強会
4/25(水) OpenStack勉強会


どれも、かーなり濃い勉強会だったのは間違いない。Cloud Stackは、ちょうど少し前にAFSへの譲渡が発表されたばかりで、Citrix社のエンジニアがAFSプロジェクト化の影響や今後のロードマップを丁寧に説明してくれた。丁寧な同時通訳もあって、打倒VM Wareという勢いだけは分かった。Solarisナイトでは、Soralisユーザーでもないくせに最新ZFSの勉強をさせてもらった。そして、青山のオラクルのオフィスを見て、さすが金のある会社は違うと唸った。週明けて資格合格の翌日に行ったTwitterAPIの勉強会では、帰りすがら出来もしないのにAPIリファレンス本を買ってしまうほど、流行りのサービスの熱っぽさに感化されてしまった。しかし、ただ浮かれただけではなく、おすすめユーザーをひたすらフォローするアプリを作りたいと密かに思っていたのは規約的に全く許されない事(自動フォローは総じてNG)だと分かったのは収穫だった。ラストのOpenStackは、前週にライバル?のCloudStackの決起集会に顔出しといてどうかとも迷ったが、日本仮想化技術(株)の宮原さんが講師すると知り、これはと補欠からの繰り上げで参戦。丁寧なインストール手順と苦労話を聞いてすっかりOpen Stack色に染まった。まとめると、CloudStackは敷居が高そうなので、OpenStackをZFS環境でインストールし、その上でTwitterの何かしらのアプリを作ると綺麗に話しが繋がるかも知れないと思ったが、当面の目標のOSSDB Gold を取るまでは馬鹿なマネは止めておこうと考えている。

2012年4月16日月曜日

第7回「ネットワークパケットを読む会(仮)」

@hebikuzreさん主催の「ネットワークパケットを読む会」に参加してみた。

Windows8のCP版をもとに既存のキャプチャツール群の動作確認をレポートする話(スライド)だったり、某VPSのネットワーク構成をキャプチャを通じて推測し、さらに問題点を指摘する話など、業務的にも興味分野的にもドハマりな勉強会だった。今後、定期的に参加したいと思うし、hebikuzreさん主催のもう一方の「ブラウザー研究会」も、次回はMSの手厚いバックアップがあるらしいので、是非参加してタダ飯を頂きにあがりたいと思った。

しかし、携帯ゲーム機のキャプチャすると、いろんなコトが見えるもんですね...

2012年4月14日土曜日

Tech Lion vol.6 まつもゆきひろ氏、他

たまにはこの世界の有名人に会ってみたいぞという至極ミーハーな動機で、USP研究所主催のトークイベント「Tech LION vol.6」に参加してきた。今回のメインゲストはRubyのパパこと、まつもとゆきひろ氏。先日、氏が2011年のFree Software Awardを受賞したというニュースを見ていた事もあって、ひょっとしてRubyistの祭典のようなイベントになる!?と若干躊躇したものの、行ってみたら得るものの多い、まあ素敵なイベントでございました。



イベントの詳しい様子は、togetter二忍さんのブログが良いかと。


以下、個人的な覚え書き。


まつもとゆきひろ氏(Rubyのパパ)
 テーマにも挙げた「10年後も勝負できるプログラマー」であるには、数学、コンピュータサイエンスに基づいた考え方(新しいトレンドを取り込む柔軟な姿勢も含め)、コミュケーション力、継続した行動力と名声w(肩書きではなく、個人としての他人の評価)が大事ではないか。
 普通の人が自分できる事を長く続け、他人から評価されることで普通じゃない人になる事ができるのではないか。


後藤大地氏(FreeBSDコミッタ
 とにかく英語、英語、英語。欧米のBSDCanで語学力の無さを痛感し、あの手この手で勉強した。(ハリーポッターの原著読みが大失敗だったので、日本漫画の英語版で勉強したとか、カシオの電子辞書に頼ったら変な訛になったとかw) ←海外で七転八倒しながらも、へこたれない姿勢に感動した。


角俊和氏(CloudCoreの中の人
 「自分たちが使いたいものを作る」とした事がうまく作用し、実質5ヶ月でVPSを作り上げる事ができた。「何を作るか」より「誰が使うか」を考えることが大切。VPSのユーザーは、一番身近な"自分たち"だったので、うまく運んだのではないかと思う。


閑歳孝子氏(iPhoneアプリ「Zaim」作った人)
 プログラマーでは無かったが、29歳になって今までのくすぶりがバネとなり、自分で開発するようになった。「影響の深さ」と「影響する人々」が大きいほど良いサービスと定義し、少なくとも自分自身や身近な人(母など)が使えるようなものを作るよう心がけている。(iPhoneアプリ首位の「Zaim」にも繋がっている)





2012年4月9日月曜日

OSS-DB Silver 技術開発セミナーに行ってきた

体系的にPostgreSQLを学びたくて、最近、OSS-DB Silverの本を読んでる。せっかくだし資格も取るかなあ、面倒くさいなあと思っていたところ、資格に関するセミナーがあるというんで参加してきた。


『OSS-DB Exam Silver 技術解説無料セミナー』@東京 4/8(日)
http://www.oss-db.jp/news/event/2012/04/event_20120408_01.shtml

元オラクル開発者でもあるLPI-Japan松田氏の講義は試験対策にとどまらず、他のRDBMSとの違いを丁寧に説明してくれて、大変勉強になった。試験のポイントもよく分かったので、ちゃっちゃと取っちゃおうという気になった。


ちなみに、週末の天気の良い花見日和のなか数十名の受講者が集まっていたけど、使用DBの比率としてはオラクル使いが最多であった。自分のようなポスグレ使いは意外にも少数。オラクル離れ進んでる?